人は最高の理想を目指し、最低の悪夢から逃れ、現実の間でもがいている

私たちが生きている時間の3分の1は睡眠です。

社会人になると、ほとんどの人は少なくとも1/3は仕事に費やされます。

なので、その他に使える時間は多くても1/3、つまり8時間くらいしかありません。

 

現実には、通勤通学の時間で平均1時間が消え、

食事やトイレでまた1時間消え、

身支度や化粧で1時間が消えます。これで残りは5時間。

ぼーっとする休憩も1時間くらいは必要でしょう。(休憩していないつもりでも無意識も含めるとあるでしょう)

掃除、洗濯、買い物、食器洗いで1時間はかかります。

残りは3時間です。

あとはテレビを見たり、調べ物をしたり、友達と電話すれば1日はおしまいです。

 

こうやって書くと、ごく普通の生活に見えますが、

恐ろしいのは、この生活を続けても生活は今以上に良くならないということです。

この生活がもたらすのは、現状維持または衰退です。

 

今以上によくなろうとすれば、自分の課題や問題を一つ一つ解決していかなければいけません。

そのためには一つ解決するだけでも莫大な時間がかかります。

「いい学校に進学」したり、「資格をとる」ための勉強には何百時間がかかりますし、

スポーツの大会で優勝するためにも何百時間かかります。

また、ピアノや芸事を身に付けるのも何百時間とかかるでしょう。

 

さらにいえば、お金を稼ぐことだって、人によってはたった20万そこらを稼ぐために1日8時間以上、年間250日働くとして、

なんと一年に2000時間も費やすわけです。

ほかにも、人間関係を良くするためだったり、

転職して仕事を覚えるにしても、何百時間かかるのが普通です。

恋人や結婚するのだって何百時間かかります。

 

若いうちは黙っていても能力が伸びますし、モノを知らないので希望を持てますが、

30歳あたりからは肉体的な衰退も容赦なく襲い掛かってきます。

しかも、それだけ時間を費やしても、無駄になったり、思いどおりにいかないことも多々あるのですから、

人生はどれだけ厳しいんだって話です。

 

 

さて、少し話を変えて、

もし「どんな自分にもなれる」魔法が使えたら、どんな自分になりたいですか?

自分しか変えれませんが、自分に関する範囲なら周りを変えることもできるとします。

(周りの評価、周りの性格、周りの行動等)

 

みんなそれぞれなりたい自分は違うと思いますか?

私は、魔法が使えるなら多くの人が同じような願いを叶えるんじゃないかと思ってます。

それがどんな願いかと言うと・・

 

誰からも魅力的に思われる身体と顔を持ち、、人を楽しませる話術に長け、、問題を抱えず、

何事もすぐに理解し解決できる頭脳を持ち、好きなことに何でも挑戦できる体力とセンスを持ち合わせ、

肉体は若々しく健康と美しさを保ち、病気や怪我や障害に苦しむこともなく、

最高の異性を自然な形で出会い満足な関係を築き、天職に恵まれ、

仕事では顧客からも取引先からも第一人者と評価され、業績は順調に拡大し、

世の中に新しい価値をもたらす創造的かつ刺激的な活動も行い、常に新しいことにも挑戦し、

休みや自由を十分に確保できる環境にいて、国際的な知見も豊富で、

家族とは円満で、、愛し愛され、、愉快かつ尊敬しあう各方面の多くの友人に囲まれ、、

理不尽で不遜で悪意を持った人間に巡り合うこともなく、

巡り合ったとしても決して負けない自信と揺れない心を持って適切に対処し、

困った人や問題を抱えた人を幸せに導く力をもち、

社会・経済や全体の幸せのことを考える余裕を持ち、それを実践して感謝され、

子供の頃の純粋な心を保ち、悪意や邪気、失意や絶望に支配される時間は無く、

毎日が楽しくてしょうがない。

 

ふう。。まだありますかね?

身もふたも無く言っちゃえばこれが「人」の理想でしょ?ってことです。

理想までの距離があまりにも遠いからみんな意識することすら諦めてしまっているだけで、理想ってのはあるんですね。

99%の人は、このうちたった一つでさえ満足いってないわけです。

 

んで、あまりにも距離が離れてるんで、理想自体が見えなくなってしまってるんですね。。

それで、無意識に目標を目先の感情を満足させるものに設定しちゃいます。

 

例を出しましょう。

誰からも魅力的に思われる身体と顔を持ち

本当はこれが理想なのに叶わないので、周りに悟られないように同調して自分の容姿にあまり興味のないフリをして振舞いますが、実際のところはメチャクチャ卑屈な精神状態で、容姿の序列評価を常に気にして生きています。
常識の範囲内で化粧をしたり髪型を変えたり表情を変えたりと取り繕いますが、根本的な解決には至らず、心のどこかで限界を常に感じています。あるいは深く考えないように現実を歪曲し、自分より明らかに優れた芸能人をこき下ろすなど、開き直って明らかに分不相応な言動を撒き散らします。両方の共通点として「他人の容姿」や「整形」などの話題に異常に反応を示します

人を楽しませる話術に長け

る能力がないので、他人をネタにしたり、過度に自虐に走ったり、誰かをイジメたりして安易かつ質の悪い話題でその場をごまかして生きています。

問題を抱えず、何事もすぐに理解し解決できる頭脳を持ち、

頭が悪く問題を抱えまくっているので常に余裕がなく悪循環になっています。
欲求と不足感が強く、常に欲求不満なため、日々どうやったら欲求を満たせるかばかり考えています。
高度な話題に関心を持てず、そういった話題になるとすぐに集中力が切れてしまいます。
能力としては動物に近く、人としての高度な頭の使い方をどうこうするレベルに達していません。

 

好きなことに何でも挑戦できる体力とセンスを持ち合わせ、

センスも体力もないので時間ばかりとられて疲れるので億劫で自分からは何もしません。
脅威が迫ったときにだけ必死にその場を凌ぐ専守防衛の構えで生きています。
センスが悪い最大の理由は、幼い頃から周囲のセンスの悪い人間に囲まれて育ったからです。
頭が悪く欲求不満に支配されているので、自分を律してセンスを改善していくことも難しくなっています。

 

肉体は若々しく健康と美しさを保ち、病気や怪我や障害に苦しむこともなく、

食事や日常生活をおろそかにするため、肉体は若くして老化し、醜くなり、病気や怪我や障害に苦しんでいます。
それどころか多くの人には潜在的な自殺願望や自傷願望があり、お酒やタバコやリストカット、暴飲暴食などで自分を破壊する行動を無意識にとっています。

 

最高の異性を自然な形で出会い満足な関係を築き、

最高の異性には相手にされず、周囲と比べて焦ったあげく手ごろな相手で妥協します。
そのくせ身の程知らずに相手を見下すので、見下す者同士で不満足な関係を築きます
対外的には馬鹿にされないように精一杯振舞うので、心と外面のギャップが歪みを作り出し、それが子供に引き継がれます。

 

天職に恵まれ、仕事では顧客からも取引先からも第一人者と評価され、業績は順調に拡大し、世の中に新しい価値をもたらす創造的かつ刺激的な活動も行い、常に新しいことにも挑戦し、休みや自由を十分に確保できる環境にいて、国際的な知見も豊富

自分の能力や将来に限界を感じているため、理想に挑戦するような気持ちになれません。
生きていかなければいけないという義務感と聞きかじった常識だけで「とりあえず就職活動」とか、「とりあえずバイト」を始めようとします。
将来的な展望や、その職業が自分に与える影響等を考える余裕もなく、空いた時間を「ストレスの発散」等の名目で怠惰に消費するため、いつまでたっても世の中に価値を提供できる能力が付きません。
必然的に、報酬も評価も低いまま、なんとか雇われるのが精一杯となり、常に金銭的な不安や社会的評価の不安に襲われています
そして至らない不満のはけ口として「正社員」が「非正規」を見下したり、「ニート」や「生活保護」といった弱い者を攻撃して憂さ晴らしをします。

 

家族とは円満で、、愛し愛され、、愉快かつ尊敬しあう各方面の多くの友人に囲まれ、理不尽で不遜で悪意を持った人間に巡り合うこともなく、巡り合ったとしても決して負けない自信と揺れない心を持って適切に対処し、

常に欲求不満で精神的にも至らない親の元で育っていることが多く、心の歪みを引き継いでいます。
その歪みは対人関係にも表れ、依存、支配、軽蔑といった望ましくない形となって表れます。
そういった人達がお互いを引き寄せ合うため、理不尽で不遜で悪意を持った人間ばかりに囲まれることになります。
理不尽で不遜で悪意を持った人間同士が利用しあい、足を引っ張り合い、自信もなければ心もないため適切に対処できず、ずるずる周囲に飲み込まれ状況は悪化していきます。
自分と境遇が近い人間を「温かい人間」や「仲間」と思い込むことで自我を保ち、依存を愛と呼び、自立を冷酷と呼び、他人の喜ばしい出来事を否定して幻想を維持します。

 

困った人や問題を抱えた人を幸せに導く力をもち、社会・経済や全体の幸せのことを考える余裕を持ち、それを実践して感謝され、

自分のことで精一杯で、他人のことを本当に考えたり与える余裕などなく、当然ながら社会・経済や全体の幸せについでなど夢のまた夢で、ニュースやゴシップにかじりつき、自分より幸せな人は許せず引き摺り下ろしたい衝動を正当化する日々を送ります。

 

子供の頃の純粋な心を保ち、悪意や邪気、失意や絶望に支配される時間は無く、毎日が楽しくてしょうがない。

子供の頃に一瞬あった希望や未来は砕け散り、悪意や邪気、失意や絶望に支配され、毎日が憂鬱でしょうがない日々を送ります。
一発逆転の宝くじや振って沸いた幸運を「夢」と呼び怠惰に待ち構えています。

 

これが、多くの人の状態です。

今の社会水準だと、このうち、2つか3つ満足いっていれば「よい人生」といわれそうな感じです。

原始時代から比べれば、衣食住はかなり満たされましたし、ネットやスマホで情報もかなり満たされてきたのに、

それでもまだ社会はこんな状況なのです。

 

 

私たちが人生でやるべきことは、まず自分を理想の状態にしていくこと。

そして同時に、自分の周りから一人でも多くの人を理想の状態に近づけるために行動することなのです。

すべての会社や組織やサービスも、この実現のために活動すべきです。

現に、GoogleやAppleやMicrosoftやtwitterや、facebookやairbnbといったサービスはそれを目指してまっすぐ事業を進めているからこそここまで支持されているのです。

この理想のビジョンがどこかにあればどんな人や会社であれ幸せに向かっていくことができますが、

このビジョンが描けていないと、次第にブレていったり、変なところで満足したフリをして停止してしまったりするのです。

 

今一度、原点にかえり、理想を目指していくことです。

 

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